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ジョセフ=ルイ・ラグランジュとは?

じょせふ=るいらぐらんじゅ

ジョセフ=ルイ・ラグランジュは、18世紀を代表する数学者・物理学者で、解析力学と数論に革命的な貢献をしました。

ジョセフ=ルイ・ラグランジュ(1736〜1813年)は、イタリアトリノに生まれ、フランスで活躍した数学者・理論物理学者です。幼い頃から数学の才能を示し、十代のうちに独学で当時最先端の数学を習得しました。

最大の業績は解析力学の体系化です。主著『解析力学』(1788年)において、ニュートン力学を純粋に代数・微積分の枠組みで記述し直し、幾何学的直感に頼らない普遍的な力学理論を構築しました。この「ラグランジュ形式」は今日も物理学・工学の基礎として広く用いられています。

数学分野でも多岐にわたる成果を残しています。

  • 数論における「四平方数定理」の証明
  • 方程式論の先駆的研究(後のガロア理論に影響)
  • 変分法の発展への貢献
  • 天体力学における「ラグランジュ点」の発見

フランス革命後のパリで度量衡改革(メートル法導入)にも携わり、科学の社会的応用にも関与しました。ナポレオンからも厚く遇され、帝政下でも重要な役職を歴任しました。厳密さと体系性を重んじたラグランジュの数学スタイルは、近代数学の方向性を定めた一つの手本とされています。

使い方・例文

物理学の教科書で「振り子の運動をラグランジュ形式で解くと、ニュートン力学よりも簡潔に表せる」と説明される場面で名前が登場します。

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