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ジョサイア・トゥポウ1世とは?

じょさいあとぅぽういっせい

ジョサイア・トゥポウ1世とは、19世紀トンガ王国を統一し、近代的な国家制度を整えた初代トンガ国王です。

ジョサイア・トゥポウ1世(1797〜1893年)は、トンガ王国の創設者として知られる君主です。本名をタウファアハウといい、ハアパイ諸島の酋長として生まれました。キリスト教に改宗した後、ジョサイアという洗礼名を受けました。

19世紀前半、トンガ諸島は複数の酋長による分裂状態にありました。タウファアハウはハアパイ・トンガタプーなど各島の支配を次第に拡大し、1845年にトンガ王国を統一してトゥポウ1世として即位しました。統一の過程ではキリスト教宣教師との協力関係も重要な役割を果たしました。

彼の治世の最大の業績は近代的な法制度の整備です。1875年には憲法を制定し、土地制度・議会・宗教の自由などを明文化しました。これによりトンガは太平洋島嶼国の中でもいち早く立憲君主制を確立した国となりました。また、土地の売買を禁じて外国資本による土地収奪を防いだことで、トンガは欧米列強による植民地化を回避することに成功しました。

96歳という長命を全うし、今日でもトンガの国民的英雄として讃えられています。現在のトンガ王室もトゥポウ1世の血統を引いており、その遺産は王国の礎となっています。

使い方・例文

太平洋の歴史や植民地化されなかった島嶼国の事例を学ぶ際に、トゥポウ1世のトンガ統一と憲法制定が必ず取り上げられます。

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