ジャンボオーダーとは?
じゃんぼおーだー
ジャンボオーダーとは、ルネサンス期に考案された巨大な柱式で、複数階の建物外観を一本の大きな柱が貫く様式を指す建築用語です。
ジャンボオーダー(Colossal Order または Giant Order)とは、西洋建築における古典的な柱式(オーダー)の応用形のひとつで、建物の複数の階をまたいで一本の柱または付け柱(ピラスター)が通る大型の柱式のことを指します。
通常の柱式では各階ごとに独立した柱が用いられますが、ジャンボオーダーでは2階以上の高さを一気に貫く巨大な柱を使うことで、建物全体に統一感と壮大さをもたらします。
この形式を積極的に活用したのがミケランジェロで、ローマのカンピドーリオ広場のパラッツォ・セナトーリオや、サン・ピエトロ大聖堂の外観設計などにジャンボオーダーを取り入れました。これにより建築規模の視覚的な強調と、複数の階層を束ねる力強いデザインが実現されました。
その後、バロックや古典主義建築においても広く採用され、宮殿・教会・公共建築の外観に重厚な存在感を与える手法として定着しました。現代でも歴史的建築の様式研究や修復、設計において参照される重要な概念です。
使い方・例文
西洋建築史の授業でミケランジェロの建築設計を学ぶ際や、ヨーロッパの宮殿建築を解説する文脈でジャンボオーダーの名前が出てきます。
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