ジャン=ピエール・ダルデンヌとは?
じゃんぴえーるだるでんぬ
ジャン=ピエール・ダルデンヌとは、弟のリュック・ダルデンヌとともに社会派ドラマを手がけるベルギーの映画監督で、カンヌ国際映画祭のパルム・ドールを複数回受賞した巨匠です。
ジャン=ピエール・ダルデンヌ(1951年生まれ)は、ベルギーのリエージュ出身の映画監督・脚本家・プロデューサーです。弟のリュック・ダルデンヌ(1954年生まれ)と常にコンビを組んで制作活動を行い、「ダルデンヌ兄弟」として国際的に知られています。
二人は1970年代にドキュメンタリー映画から出発し、1990年代以降は劇映画に転向しました。作風の特徴として、手持ちカメラによる臨場感のある映像、移民・労働者・子どもなど社会的弱者を主人公にした物語、説明的なセリフを排したリアリズム演出が挙げられます。
代表作には以下があります。
- 『イゴールの約束』(1996年):移民労働者搾取を描いた出世作
- 『ロゼッタ』(1999年):カンヌ国際映画祭パルム・ドール受賞
- 『ある子供』(2005年):パルム・ドール2度目の受賞
- 『少年と自転車』(2011年):グランプリ受賞
ダルデンヌ兄弟の映画は、経済格差・家族の崩壊・移民問題といった現代ヨーロッパの社会問題を鋭く映し出しながらも、人間の尊厳や連帯の可能性を描くことで高い評価を受けています。ジャン=ピエールは演出と脚本の両面で中心的な役割を担っています。
使い方・例文
ヨーロッパの社会派映画や現代ベルギー映画を調べる際に、ダルデンヌ兄弟の名と彼らのパルム・ドール受賞作が必ず紹介されます。
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