ジャワハルラール・ネルーとは?
じゃわはるらーるねるー
ジャワハルラール・ネルーとは、インド独立運動を指導し、独立後に初代首相として近代インド国家の基礎を築いた政治家です。
ジャワハルラール・ネルー(1889〜1964年)は、インドの政治家・思想家であり、1947年のインド独立から1964年の死去まで初代首相を務めました。マハトマ・ガンジーの後継者として国民会議派を率い、「近代インドの設計者」と呼ばれています。
ネルーはイギリス留学でケンブリッジ大学・インナー・テンプルで教育を受けた後、帰国してインド独立運動に身を投じました。英国植民地支配への抵抗として何度も投獄されながらも、非暴力・文民主義・民主主義への信念を貫きました。
独立後のネルーの主な業績は以下の通りです。
- 世俗主義・民主主義・社会主義を柱とした近代国家の枠組みを確立
- 五カ年計画による計画経済と重工業振興で経済自立を目指した
- インドIIT(インド工科大学)など高等教育機関を創設し科学技術立国の基盤を作った
- 非同盟運動を主導し、東西冷戦のいずれにも与しない第三世界外交を展開
- パキスタンとのカシミール問題では強硬姿勢をとり今日の紛争の原点となった
ネルーの娘インディラ・ガンジーも後に首相となり、「ネルー・ガンジー王朝」と呼ばれる政治的系譜が形成されました。ネルーはその功績と課題の両面でインド現代史を語る上で欠かせない人物です。
使い方・例文
「ネルーが提唱した非同盟主義は冷戦期の第三世界諸国に大きな影響を与えた」というように、冷戦史・植民地独立・南アジア政治の文脈で登場します。
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