ジャヤヴァルマン2世とは?
じゃやゔぁるまんにせい
ジャヤヴァルマン2世はカンボジアのクメール王朝(アンコール朝)の創始者で、9世紀初頭に各地の勢力を統一してデヴァラージャ(神王)思想を確立した王です。
ジャヤヴァルマン2世(在位802年〜850年頃)は、東南アジアの強大な帝国クメール王国(アンコール王朝)を創始した王です。その出自についての詳細は史料が限られますが、ジャワ島(またはその影響下の地域)で教育・抑留された後に帰還し、カンボジア各地の小王国を武力と外交で統合したとされます。
802年、マヘンドラパルヴァタ山(現カンボジアのクレン山)で行われた儀式において、自らをデヴァラージャ(神王・神格化された王)として宣言しました。この儀式はヒンドゥー教の宇宙観に基づくもので、王をシヴァ神と一体化させるとともに、ジャワへの従属からの独立を象徴するものとされます。
ジャヤヴァルマン2世の遺産として重要な点は次の通りです。
- クメール統一国家の基礎樹立
- デヴァラージャ思想による王権の神聖化(後のアンコール・ワット建設にも連なる伝統)
- 首都をメコン流域に定め、農業・水利インフラの整備を促進
彼の治世はアンコール王朝600年以上の繁栄の出発点であり、東南アジア史上最大級の帝国の礎を築いた人物として高く評価されています。
使い方・例文
東南アジア史やアンコール・ワットの成立を学ぶ文脈で、クメール王朝の起源としてジャヤヴァルマン2世の名が必ず挙げられます。
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