ジェニファー・ダウドナとは?
じぇにふぁーだうどな
ジェニファー・ダウドナは、ゲノム編集技術「CRISPR-Cas9」の開発に貢献したアメリカの生化学者で、2020年にノーベル化学賞を受賞しました。
ジェニファー・ダウドナ(Jennifer A. Doudna、1964年〜)は、アメリカのハワイ州生まれの生化学者で、カリフォルニア大学バークレー校の教授を務めています。ハーバード大学で博士号を取得し、RNA酵素(リボザイム)の構造研究から出発し、のちにゲノム編集の革新的技術の開発へと研究の幅を広げました。
2012年、ダウドナはフランスのエマニュエル・シャルパンティエと協力し、細菌の免疫システムに由来するCRISPR-Cas9をゲノム編集ツールとして応用できることを実証しました。CRISPR(クリスパー)はゲノムDNAの特定の配列をガイドRNAで狙い、Cas9タンパク質で切断する仕組みであり、従来の手法と比べて格段に安価・迅速・高精度にゲノム編集を行えます。
この技術の応用範囲は広く、
- 農業分野:病害に強い作物の開発
- 医療分野:遺伝性疾患の治療研究
- 基礎研究:遺伝子機能の解析
2020年、シャルパンティエとともにノーベル化学賞を受賞しました。ダウドナはその後も倫理的なゲノム編集の在り方についての議論をリードしています。
使い方・例文
「CRISPR技術でHIVを治療する研究が進んでいる」といったニュースを読むとき、その技術の開発者としてダウドナの名前が紹介されます。
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