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ジェイムズ・ワットとは?

じぇいむずわっと

ジェイムズ・ワットとは、蒸気機関を大幅に改良して産業革命の技術的基盤を築いたスコットランド出身の発明家・技術者です。

ジェイムズ・ワット(James Watt、1736〜1819年)は、スコットランドのグリノックに生まれた発明家・機械技師で、蒸気機関の改良によって産業革命を加速させた人物として歴史に名を刻んでいます。

ワット以前にも蒸気機関(ニューコメン型)は存在していましたが、燃料効率が極めて低く、実用性に限界がありました。グラスゴー大学の器具製作者として働いていたワットは、1765年ごろ「分離凝縮器」のアイデアを考案しました。これはシリンダーとは別の容器で蒸気を冷却・凝縮させる仕組みで、シリンダー内の温度を高く保つことができ、熱効率を飛躍的に向上させるものでした。

その後、実業家マシュー・ボールトンと提携し、1782年には往復運動を回転運動に変換する「複動式蒸気機関」を完成させました。これにより蒸気動力は鉱山排水にとどまらず、工場の機械全般・製鉄・製粉・紡績など幅広い産業に応用可能となりました。

電力の単位「ワット(W)」はジェイムズ・ワットの功績を讃えて命名されています。また彼は馬力(horsepower)の概念を定義したことでも知られ、近代工業社会の礎を築いた人物のひとりです。

使い方・例文

「電球の消費電力を表す単位『W(ワット)』の名前は、蒸気機関を改良したジェイムズ・ワットに由来しています。」

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