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ジイソシアナートとは?

じいそしあなーと

ジイソシアナートとは、分子内に2つのイソシアナート基を持つ有機化合物で、ポリウレタンの主原料となる化学物質です。

ジイソシアナート(diisocyanate)とは、1分子中にイソシアナート基(−N=C=O)を2つ持つ有機化合物の総称です。この官能基が2つあることで、ポリオール(水酸基を複数持つ化合物)と反応して連鎖的に結合を形成でき、高分子(ポリマー)の合成原料として非常に重要です。

工業的に最も多用されるジイソシアナートの代表例は次のとおりです。

  • TDI(トルエンジイソシアナート):軟質ポリウレタンフォーム(クッション・マットレス)に多用
  • MDI(ジフェニルメタンジイソシアナート):硬質フォーム・建築断熱材・接着剤に多用
  • HDI(ヘキサメチレンジイソシアナート):塗料・コーティングに多用(耐候性が高い)

ポリオールとジイソシアナートが反応して生成するポリウレタンは、発泡体・フィルム・弾性繊維・塗料・接着剤など幅広い製品に使われる汎用性の高い素材です。

一方、ジイソシアナートは蒸気・ミストを吸入すると気管支喘息や過敏性肺炎を引き起こす危険性があり、取り扱いには換気・保護具・適切な管理が不可欠です。日本では労働安全衛生法の特定化学物質(第2類)に指定されており、作業環境管理が義務付けられています。

使い方・例文

「ソファのクッション材として使われる軟質ポリウレタンフォームは、TDIというジイソシアナートとポリオールを反応させて製造される」というように、化学・素材・製造業の文脈で登場します。

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