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シンチグラフィとは?

しんちぐらふぃ

シンチグラフィとは、放射性同位体を含む薬剤を体内に投与し、放射線の放出をカメラで検出して臓器や組織の機能・血流を画像化する核医学検査です。

シンチグラフ(scintigraphy)は、体内に投与した放射性同位体(ラジオアイソトープ)から放出されるガンマ線をガンマカメラで検出し、臓器や組織の機能・代謝・血流を2次元または3次元の画像として表示する核医学検査法です。

検査の流れは次の通りです。

  1. 目的の臓器や組織に集積する放射性薬剤(トレーサー)を静脈注射・経口・吸入などで投与する
  2. 一定時間後、体外からガンマカメラで放射線の分布を計測する
  3. 得られたデータをコンピュータで処理して画像化する

主な種類と用途は次の通りです。

  • 骨シンチグラフィ:がんの骨転移・骨髄炎の検出(テクネチウム-99mを使用)
  • 心筋シンチグラフィ:狭心症・心筋梗塞の虚血部位を評価
  • 甲状腺シンチグラフィ:甲状腺の機能異常・腫瘍の検出
  • 肺換気・血流シンチ:肺塞栓症の診断

CTやMRIが主に形態(構造・形)を見るのに対し、シンチグラフィは機能・活動性を可視化できる点が最大の特徴です。使用する放射性薬剤の量はごく微量で安全性は高いものの、妊婦への使用は慎重に判断されます。SPECTやPETはシンチグラフィを3次元化した発展形技術です。

使い方・例文

乳がん患者でリンパ節転移や骨転移の有無を調べる際に、全身の骨シンチグラフィを撮影して転移巣を一度に把握することができます。

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