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シナ・チベット語族とは?

しなちべっとごぞく

シナ・チベット語族とは、中国語・チベット語・ビルマ語などを含む、東・東南アジアに広がる大きな語族です。

シナ・チベット語族(Sino-Tibetan language family)は、話者数でインドヨーロッパ語族に次ぐ世界第2位規模の語族で、14億人以上が話す中国語(漢語)を筆頭に、チベット語、ビルマ語など数百の言語を含みます。

この語族は大きく二つのグループに分けられることが多いです。

  • シナ語派(漢語派):普通話(標準中国語)・広東語・閩南語など中国語の諸変種
  • チベット・ビルマ語派:チベット語・ビルマ語・ネワール語など、主にヒマラヤ山脈周辺からインドシナ半島にかけて分布する言語群

シナ・チベット語族の言語には、音節の音の高低(声調)が意味の区別に使われる「声調言語」が多いという特徴があります。また、中国語のように語尾変化(活用)がほとんどなく、語順や助詞・助動詞に相当する語で文法関係を示す孤立語的な性質を持つ言語が多いです。

これらの言語の共通祖先となる「原シナ・チベット語」の再建や、語族内の系統関係の詳細については、言語学者の間でいまなお活発に研究・議論が続いています。日本語との系統的なつながりは証明されていません。

使い方・例文

言語学や比較言語学の授業でアジアの言語を分類するとき、あるいは中国語やチベット語の起源・系統を解説する文脈で「シナ・チベット語族」という語が登場します。

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