シトロネロールとは?
しとろねろーる
シトロネロールとは、ローズやゼラニウムなどの植物に含まれるフローラルな香りを持つ天然の香料成分で、香水や化粧品に広く使われる化合物です。
シトロネロールは、モノテルペンアルコールに分類される有機化合物で、化学式はC₁₀H₂₀Oです。天然にはローズ、ゼラニウム、シトロネラ、ユーカリなどの精油中に含まれており、特にバラ精油の主要成分の一つとして知られています。名称はシトロネラ草(Cymbopogon nardus)に由来します。
その香りは、柔らかいフローラル調にわずかにシトラスのニュアンスが混ざった甘い芳香で、香水・フレグランス業界では「ローズ系」の香りを再現する際に欠かせない原料です。R体とS体の2種類の光学異性体が存在し、それぞれ香りに微妙な違いがあります。
シトロネロールの主な用途は以下の通りです。
- 香水・フレグランス製品のミドルノートとして
- 化粧品・スキンケア製品の香付け
- 石けん・シャンプー・洗剤などの生活用品
- 食品香料(EU認可の食品添加物)
- 虫除け効果を持つアロマ製品
アロマテラピーの分野では、ローズやゼラニウムのエッセンシャルオイルを通じてシトロネロールに触れる機会が多く、リラックス効果や抗菌・抗酸化作用も研究されています。一方で、一部の人にはアレルギー反応を引き起こす可能性があるため、EUの化粧品規制では濃度が一定以上の場合に成分表示が義務付けられています。
使い方・例文
「ローズ系の香水を開発する際、シトロネロールは花の甘くフローラルな香りを演出するための主要成分として配合される。」
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