サー・ウィルフレッド・セシジャーとは?
さーうぃるふれっどせしじゃー
サー・ウィルフレッド・セシジャーは、イギリスの探検家・作家で、20世紀にアラビア半島の「空白の四分の一」や中東の湿地地帯を徒歩・ラクダで踏破した最後の偉大な冒険的旅行家のひとりです。
サー・ウィルフレッド・セシジャー(Sir Wilfred Thesiger、1910〜2003年)は、エチオピアのアディスアベバで生まれたイギリスの探検家・作家・写真家です。外交官の父のもとでアフリカに生まれ育ったことが、後の冒険的人生の原点となりました。
セシジャーの最大の功績は、1945年から1950年にかけて二度にわたって行ったアラビア半島南部の砂漠地帯「ルブアルハーリー(空白の四分の一)」の横断です。この地域は面積が約65万平方キロメートルにも及ぶ世界最大級の砂砂漠であり、当時の西洋人にはほとんど知られていませんでした。セシジャーはベドウィンの案内人とともにラクダで移動し、この極限の地を二度踏破しました。
その体験は著書「砂漠の砂(Arabian Sands)」に記録され、探検文学の古典として高く評価されています。他にも次のような活動が知られています。
- イラクのマーダン湿地地帯(マーシュ・アラブ)での長期生活と記録
- エチオピア・ケニア・アフガニスタンでの調査と撮影
- 近代化を拒む伝統的な遊牧生活への共感と記録
機械や近代技術に頼らず、現地の人々とともに旅した姿勢は、探検家として独自の哲学を体現するものでした。20世紀の偉大な冒険家・旅行作家として世界的に尊敬されています。
使い方・例文
アラビア半島の歴史や探検文学の紹介で「セシジャーは空白の四分の一を横断した最後の偉大な探検家だ」という形で語られます。
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