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サンゴモとは?

さんごも

サンゴモとは、炭酸カルシウム細胞壁に蓄積して石灰化した紅藻類の総称で、サンゴ礁の形成にも貢献する海藻の仲間です。

サンゴ(珊瑚藻)は、藻類(Rhodophyta)に属する藻類のうち、細胞壁炭酸カルシウム(石灰)を沈着させて硬化した種類の総称です。英語では「coralline algae(石灰藻)」とも呼ばれます。

サンゴモには大きく2つの生活形があります。

  • 直立性(有節)サンゴモ:節のある枝が柔軟に連なり、ピンク〜赤紫色の房状をしている
  • 殻状(無節)サンゴモ:岩や貝殻、サンゴの表面に薄い石灰質の皮膜として付着・拡大する

殻状サンゴモはサンゴ礁の形成と維持に重要な役割を果たします。波浪で壊されやすいサンゴ骨格の間を石灰質で覆い固めることで礁体を安定させ、サンゴの幼生が付着するための基盤(幼生誘引物質も分泌)を提供します。

光合成を行う生産者でもあるため、海洋の炭素循環にも関わります。また、サプリメント素材として「石灰藻カルシウム」の名でカルシウム・マグネシウム補給用に販売されているものもあります。海水温の上昇や海洋酸性化に敏感で、気候変動指標の生物としても注目されています。

使い方・例文

沖縄や熱帯の海岸で見られる「ピンク色に染まった岩盤」の多くはサンゴモが石灰質の膜として広がったもので、サンゴ礁の白化状況を調べる研究でも観察対象となります。

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