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サッカロマイセス・セレビシアエとは?

さっかろまいせすせれびしあえ

サッカロマイセス・セレビシアエとは、パンやビール・ワインの製造に古くから使われてきた酵母菌で、分子生物学の重要なモデル生物でもあります。

サッカロマイセス・セレビシアエ(学名:Saccharomyces cerevisiae)は、酵母菌(出芽酵母)の一種で、人類が最も古くから利用してきた微生物のひとつです。英語では「Baker's yeast」(パン酵母)または「Brewer's yeast」(醸造酵母)とも呼ばれます。

糖を嫌気的に分解してアルコールと二酸化炭素を生産するアルコール発酵能を持ちます。この特性が多様な食品・飲料の製造に活用されています。

  • パン製造:生地中でCO2を発生させて膨らませる
  • ビール醸造:麦芽の糖をアルコール発酵させる
  • ワイン製造:ブドウ果汁の糖を発酵させる
  • 日本酒・焼酎・ウイスキーなど各種醸造酒・蒸留酒の製造

科学的にも重要な生物で、真核生物でありながらゲノムが比較的小さく(約1200万塩基対)、遺伝子操作が容易なことから、細胞周期・タンパク質輸送・遺伝子発現調節などの基礎研究に広く使われるモデル生物です。1996年には真核生物として初めてゲノム全配列が解読されました。

ヒト遺伝子の機能解析や創薬研究においても重要なツールであり続けています。

使い方・例文

家庭でパンを焼く際にドライイーストとして使用するのがサッカロマイセス・セレビシアエです。生地を温かい場所に置くと発酵が進み、CO2で膨らむ仕組みを説明する場面でよく登場します。

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