ゴースト(写真)とは?
ごーすと
ゴーストとは、強い光源がレンズ内で反射を繰り返し、光源とは別の位置に光の像が浮かび上がる光学現象です。
ゴースト(ghost)は写真・映像用語で、強い点光源(太陽、照明など)がレンズの複数のガラス面で多重反射し、実際には存在しない光の像が画面内に生じる現象を指します。フレアと同時に発生することが多いですが、フレアが「光の広がり・かぶり」であるのに対し、ゴーストは「光源の幽霊像(複製)」として位置付けられます。
ゴーストの特徴は以下のとおりです。
- 光源の位置からほぼ対称な位置(画面中心を挟んだ反対側)に現れることが多い。
- 円形・多角形・リング状など、絞り羽根の形に由来する形状をとることがある。
- 色がつく場合があり、緑・青・赤みがかったゴーストが見られることもある。
ゴーストを防ぐには、レンズフードの使用、高性能な反射防止コーティング(ナノクリスタルコート等)が有効です。また、光源をフレーム外に出すか、アングルを少し変えるだけで消えることもあります。
ただし、映画やMV(ミュージックビデオ)ではゴーストを意図的に画面内に入れ、臨場感や現実感を演出する手法として積極的に用いられることがあります。スマートフォンの撮影でも太陽を直接入れると発生しやすい身近な現象です。
使い方・例文
逆光で太陽を画面端に入れて撮影したとき、太陽の反対側あたりに虹色の円形の光の玉が並んで写り込んだ場合、それがゴーストです。
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