コールダーコット賞とは?
こーるだーこっとしょう
コールダーコット賞とは、アメリカで毎年選ばれる、絵本のイラストレーションに対して贈られる最も権威ある賞のひとつです。
コールダーコット賞(Caldecott Medal)は、アメリカ図書館協会(ALA)の児童図書館サービス部門(ALSC)が毎年授与する賞で、前年にアメリカで出版された英語の絵本のうち、最も優れたイラストレーションを制作したアメリカ在住または市民権を持つ画家に贈られます。
賞の名称は、19世紀のイギリスの挿絵画家ランドルフ・コールダーコット(Randolph Caldecott)にちなんでいます。彼は現代的な絵本の祖とも呼ばれ、テキストと絵が一体となった絵本表現を確立した人物です。賞は1938年から毎年授与されており、長い歴史を持ちます。
受賞の対象となるのはイラストレーション(絵)の質であり、文章の優劣は審査基準に含まれません。毎年、金メダル(コールダーコット・メダル)を受賞する作品1点と、銀メダル(コールダーコット・オナー)を受賞する数点が選ばれます。受賞作品には表紙にメダルのシールが貼られるため、書店や図書館でひと目でわかるようになっています。この賞を受賞した作品は長く読み継がれることが多く、子どもの読書教育においても重要な指標となっています。
使い方・例文
「図書館の絵本コーナーでコールダーコット賞のメダルが貼られた作品を探すと、質の高い絵本に出会える」というように、良質な英語絵本を選ぶ際の基準として活用されます。
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