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コードスイッチングとは?

こーどすいっちんぐ

コードスイッチングとは、会話の中で話者が状況や相手に応じて異なる言語・方言・話し方を切り替える現象です。

コードスイッチング(code-switching)とは、バイリンガルや多言語話者が一つの会話や発話の中で、複数の言語・方言・言語変種を切り替えて使用する現象を指します。言語学・社会言語学の重要な研究テーマのひとつです。「コード」とは言語や方言などのコミュニケーション体系全体を指す概念です。

コードスイッチングには大きく二つのパターンがあります。

  • 文間スイッチング:文と文の切れ目で言語が変わる(例:日本語で話していて、次の文から英語に切り替える)
  • 文内スイッチング:一文の中で複数の言語が混在する(例:「その件はもうfinishしたよ」のように単語レベルで混在)

コードスイッチングが起こる理由は様々です。特定の語彙がある言語にしか存在しない場合、相手との距離感や場の雰囲気に合わせる場合、アイデンティティや帰属集団を示す手段として使う場合などがあります。決して言語能力の欠如や混乱ではなく、多言語話者の持つ高度なコミュニケーション能力の発現として評価されています。

日本でも、在日外国人コミュニティ・帰国子女・移民二世などの間でコードスイッチングが観察されます。また、方言と共通語を状況によって使い分ける行動もコードスイッチングの一形態です。SNSや国際的な職場環境でも広く見られ、現代の多言語社会を理解するうえで欠かせない概念です。

使い方・例文

在日ブラジル人家庭で育った子どもが、親にはポルトガル語で話しかけ、友人との会話では日本語を使うといった場面が、コードスイッチングの典型的な例です。

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