本文へスキップ

コーカサス山脈とは?

こーかさすさんみゃく

コーカサス山脈とは、黒海カスピ海の間に東西に延びる大山脈で、ヨーロッパとアジアの地理的境界の一つとされています。

コーカサス山脈(コーカサスさんみゃく、英語:Caucasus Mountains)は、黒海カスピ海に挟まれたコーカサス地方を東西に横断する大山脈です。全長は約1,200kmにおよび、ロシアジョージア・アゼルバイジャン・アルメニアなどの国々にまたがっています。最高峰はロシア側に位置するエルブルス山(標高5,642m)で、これはヨーロッパ最高峰ともされています。

コーカサス山脈は地理的にヨーロッパとアジアを分ける境界線の一つとして扱われることがあります(境界の定義は諸説あり)。山脈の北側(北コーカサス)はロシア連邦領で、チェチェンやダゲスタンなどの共和国が位置します。南側(南コーカサス、トランスコーカシア)はジョージア・アルメニア・アゼルバイジャンの3カ国が主に占めています。

この山脈の特徴を整理すると以下のようになります。

  • 険峻な地形が交通・文化の障壁となり、山脈の南北で異なる民族・言語・文化が発達した
  • コーカサス地方は多様な民族・言語が集中する「民族のモザイク」として知られる
  • 古代から東西交易(シルクロードの一部)の重要な通路でもあった
  • 豊かな生物多様性を持ち、固有種も多い

歴史的にも、古代ギリシャ神話でプロメテウスが縛り付けられた山として描かれるなど、象徴的な存在として語り継がれてきました。現在でも複雑な民族・政治問題を抱える地域ですが、豊かな自然と文化を持つ山岳地帯として注目されています。

使い方・例文

コーカサス山脈を越えて南北を行き来するルートは古来から限られており、山脈の両側でロシア文化圏と中東・アジア文化圏がはっきりと異なる様子が見られます。

この用語をシェア

𝕏 でポスト LINE

最終更新:

関連用語