コンドル科とは?
こんどるか
コンドル科とは、南北アメリカ大陸に生息する大型の猛禽類の分類群で、翼を広げると3メートルを超える種も存在します。
コンドル科(学名:Cathartidae)は、タカ目またはコンドル目に属する鳥類の科で、主に南北アメリカ大陸に分布しています。現生種は7種が知られており、アンデスコンドル、カリフォルニアコンドル、クロコンドル、ヒメコンドルなどが代表的な種です。
コンドル科の最大の特徴は、腐肉食(スカベンジャー)としての生態にあります。死んだ動物の死体を主な食料とし、生態系における「清掃屋」として重要な役割を果たしています。頭部から頸部にかけての羽毛がなく、皮膚がむき出しになっているのは、腐肉を食べる際に羽毛が汚れにくくするための適応と考えられています。
飛行能力は非常に高く、上昇気流をとらえて長時間・長距離を滑空します。アンデスコンドルは翼を広げると3メートルを超え、世界最大級の飛翔能力を持つ鳥の一つです。視覚が発達しており、上空から広範囲を見渡して食物を探します。
コンドル科のいくつかの種は絶滅の危機に瀕しており、特にカリフォルニアコンドルは一時野生個体数が20羽台まで激減し、人工繁殖と放鳥によって個体数回復が図られています。生息地の破壊や鉛弾による鉛中毒が主な脅威となっています。
使い方・例文
アンデス山脈の上空を優雅に舞うアンデスコンドルは、コンドル科を代表する存在として自然ドキュメンタリーや動物園で広く知られています。
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