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コンチェルト・グロッソとは?

こんちぇるとぐろっそ

コンチェルト・グロッソとは、バロック時代に生まれた合奏協奏曲の形式で、少人数の独奏群と大人数の管弦楽が掛け合いながら進む音楽形式です。

コンチェルト・グロッソ(concerto grosso、イタリア語で「大きな協奏曲」の意)は、バロック時代(17〜18世紀)に発展した管弦楽の形式で、「コンチェルティーノ(concertino)」と呼ばれる少人数の独奏楽器群と、「リピエーノ(ripieno)」あるいは「コンチェルト・グロッソ」と呼ばれる大編成合奏群が対話・競演する形をとります。

この形式の特徴は、二つのグループの音量・音色の対比にあります。コンチェルティーノが技巧的な旋律を奏でる場面と、全合奏が力強く応答する場面が交互に現れることで、ダイナミックな変化と緊張感が生まれます。コンティヌオ(通奏低音)が全体を和声的に支えることも重要な要素です。

代表的な作曲家と作品としては次のものがあります。

  • アルカンジェロ・コレッリ:「クリスマス協奏曲」をはじめとする12のコンチェルト・グロッソ
  • ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル:「合奏協奏曲集 op.6」
  • アントニオ・ヴィヴァルディ:多数の合奏協奏曲

古典派以降、独奏楽器一人が活躍するソロ協奏曲が主流となり、コンチェルト・グロッソは次第に書かれなくなりましたが、20世紀の新古典主義の時代に復興作品も生まれています。

使い方・例文

コレッリのコンチェルト・グロッソでは、二つのヴァイオリンとチェロの小グループが旋律を提示し、弦楽合奏全体がそれを受け取って応答するという構造が繰り返されます。

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