アルカンジェロ・コレッリとは?
あるかんじぇろこれっり
アルカンジェロ・コレッリは、17世紀後半から18世紀初頭に活躍したイタリアのバロック作曲家・ヴァイオリニストで、合奏協奏曲やトリオ・ソナタの様式確立に貢献しました。
アルカンジェロ・コレッリ(Arcangelo Corelli、1653〜1713年)は、イタリア・エミリア=ロマーニャ州フシニャーノに生まれたバロック音楽の作曲家・ヴァイオリニストです。ボローニャで音楽を学んだ後、ローマを主な活動の場とし、教皇やカルジナルなど有力なパトロンの後援のもとで活躍しました。
コレッリはヴァイオリン音楽の技法と様式を整理・発展させた先駆者として重要な位置を占めています。彼の業績は主に次の点に集約されます。
- トリオ・ソナタの様式確立:2本のヴァイオリンと通奏低音からなるトリオ・ソナタを組織的に発展させ、「教会ソナタ(ソナタ・ダ・キエーザ)」と「室内ソナタ(ソナタ・ダ・カメラ)」の区別を明確にしました。
- 合奏協奏曲(コンチェルト・グロッソ):独奏群と合奏群が交互に演奏する形式を整備し、後のバロック協奏曲に大きな影響を与えました。
- ヴァイオリン奏法の普及:門下生を通じてヴァイオリン技法をヨーロッパ全土に広め、ヴィヴァルディやヘンデルをはじめ多くの作曲家に影響を与えました。
出版した作品は生前6冊の作品集(Op.1〜Op.6)のみですが、そのすべてがヨーロッパ中で広く演奏・模倣され、バロック音楽の規範として機能しました。「クリスマス協奏曲」(Op.6-8)はクリスマス・コンサートで今も演奏される名曲です。寡作でありながら音楽史に与えた影響は計り知れず、「近代ヴァイオリン音楽の父」とも称されます。
使い方・例文
コレッリの「クリスマス協奏曲」はクリスマス・コンサートの定番曲として演奏されることが多く、バロック音楽の入門としても親しまれています。
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