コマンチェ族とは?
こまんちぇぞく
コマンチェ族とは、北米グレートプレーンズ南部を拠点に馬術と戦闘力で知られた先住民族です。
コマンチェ族(Comanche)は、現在の米国テキサス州・オクラホマ州・ニューメキシコ州にあたるグレートプレーンズ南部で活動した先住民族です。ユト・アステカ語族に属するコマンチェ語を話し、もともとは現在のワイオミング州周辺に居住していましたが、17世紀末にスペイン植民地からもたらされた馬を取得したことで移動能力が飛躍的に向上しました。
馬を巧みに操るコマンチェの騎馬技術は北米先住民族のなかでも際立って高く、「コマンチェリア」と呼ばれる広大な勢力圏を形成しました。バッファローの大規模な狩猟によって食料・衣料・住居素材を賄い、周辺の他民族やスペイン・メキシコ・テキサス共和国・米国と複雑な外交・軍事関係を展開しました。
19世紀後半、米国軍との長期にわたる戦争(レッドリバー戦争など)の末に保留地への強制移住を余儀なくされ、バッファローの大量絶滅とともに伝統的な生活様式は大きく変容しました。現在はオクラホマ州に本拠を置くコマンチェ・ネーション(Comanche Nation)として自治政府を持ち、文化の継承に取り組んでいます。
使い方・例文
米国の西部開拓史やネイティブ・アメリカンの権利問題を解説する文脈で、コマンチェ族は強力な抵抗を示した民族の代表例として登場します。
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