コウホネとは?
こうほね
コウホネとは、日本や東アジアの水辺・湿地に生育するスイレン科の水生植物で、黄色い花を水面に咲かせることで知られています。
コウホネ(河骨、学名:Nuphar japonicum)は、スイレン科(Nymphaeaceae)コウホネ属に属する多年生の水草です。日本・朝鮮半島・中国などの東アジアに広く分布し、河川・湖沼・ため池などの浅い水辺に自生します。
名前の由来:根茎が川底の白骨のように見えることから「河骨(コウホネ)」と名付けられたとされます。
形態:
- 地下には白く太い根茎が横に伸び、これが「河骨」のイメージの由来です。
- 葉は浮葉(水面に浮く葉)と沈水葉(水中に沈む葉)を持ちます。浮葉は長楕円形で革質。
- 花期は6〜9月。水面上に突き出た花茎の先に鮮やかな黄色の花(直径約4〜5cm)を1輪ずつ咲かせます。花びらに見える部分は実際には萼片です。
利用と薬効:根茎は「川骨(センコツ)」という生薬として利用され、血行促進・強壮・打ち身などへの効果が伝えられています。観賞植物としても人気があり、日本庭園の池や水景植物として植栽されます。
類縁種:近縁種にオグラコウホネ・ヒメコウホネなどがあり、いくつかは絶滅危惧種に指定されています。
使い方・例文
日本庭園や公園の池で水面に黄色い花を咲かせている植物がコウホネです。自然の河川でも見られますが、近年は生育地の減少から希少になっている地域もあります。
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