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コア・コレクションとは?

こあこれくしょん

コア・コレクションとは、図書館博物館において中心的・必須的な資料群として厳選・維持される基幹的蔵書のことです。

コア・コレクション(Core Collection)とは、図書館博物館・資料室などが所蔵する資料の中で、その機関の目的・使命・利用者ニーズにとって中心的・不可欠とみなされる資料の集合体を指します。すべての所蔵資料の中から、特に重要度・利用頻度・代替不能性の高いものを選別し、優先的に予算・スペース・保存管理を割り当てる概念です。

コレクション管理(コレクション・マネジメント)の文脈では、資料の増加に伴うスペース不足・予算制約に対処するため、どの資料を中核として維持し、どの資料を除籍・遠隔保管・電子化するかを判断する際の基準となります。一般的にコア・コレクションには以下のような特性をもつ資料が含まれます。

  • 利用頻度が高く、常に手の届く場所に置く必要がある資料
  • その分野の古典・基本文献として欠かせない資料
  • 代替が困難な希少資料や特殊コレクション
  • 機関の専門分野・設立目的に直結する資料

学術図書館では、学習・研究支援のために学部・研究科の主要科目に対応した教科書・参考書・主要学術誌がコア・コレクションとして位置づけられます。公共図書館では、地域の人々が日常的に利用する百科事典・辞書・地域資料などが該当することが多いです。

デジタル化の進展により、電子書籍・電子ジャーナルを含む「ハイブリッド型コア・コレクション」の形成も進んでいます。限られたリソースを有効活用し、利用者サービスの質を維持するための重要な概念です。

使い方・例文

大学図書館が予算削減で蔵書スペースを見直す際、コア・コレクションとして指定した基本文献は閲覧室に残し、利用頻度の低い古い学術誌は書庫移管や除籍の対象にするという判断が行われます。

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