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ケロシンエンジンとは?

けろしんえんじん

灯油の一種であるケロシン(RP-1)を燃料とするロケットエンジンで、高い推力と扱いやすさが特長です。

ケロシンエンジンとは、精製された灯油の一種であるケロシン(宇宙グレードは「RP-1」と呼ばれる)を燃料とし、液体酸素酸化剤として燃焼させるロケットエンジンです。

ケロシンは常温・常圧で液体として安定して取り扱えるため、液体水素エンジンに比べて貯蔵や移送が容易で、発射前の準備が簡便です。また、エネルギー密度が高く、同じ体積でより多くのエネルギーを得られる利点があります。比推力(燃料効率の指標)は液体水素より劣りますが、推力密度の高さからエンジンをコンパクトに設計できます。

代表的なエンジンとして、ソ連・ロシアのRD-180やRD-107/108(ソユーズロケット用)、アメリカのF-1エンジン(サターンV用)、SpaceXのマーリンエンジン(ファルコン9用)などがあります。

環境負荷の観点から液体水素や液体メタンへの移行も進んでいますが、信頼性と低コストの面からケロシンエンジンは現在も幅広く使われています。

使い方・例文

SpaceXのファルコン9ロケットに搭載されたマーリンエンジンはケロシンエンジンの代表例で、再使用化にも成功しています。

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