ケルト十字とは?
けるとじゅうじ
ケルト十字とは、中心に円が重なった十字形のシンボルで、古代ケルト文化に起源を持つ宗教的・文化的な紋章です。
ケルト十字(Celtic Cross)は、縦横の十字形の交差部分に円が組み合わさった独特の形状を持つシンボルです。アイルランドやスコットランド、ウェールズなどのケルト系文化圏で古くから用いられてきました。
起源については諸説あり、キリスト教がブリテン諸島に伝来した際、既存のケルトの太陽崇拝のシンボルとキリスト教の十字架が融合して生まれたという説が有力です。円は太陽や永遠の命を象徴するとも解釈されます。アイルランドでは6〜9世紀頃に石造りの高十字架(ハイクロス)として各地の修道院や教会に建立され、聖書の場面や装飾文様が彫刻された芸術的なモニュメントとして現存しています。
現代においてケルト十字は以下のような場面で用いられます。
- アイルランドやスコットランドのナショナルシンボル・観光モチーフ
- タロットカードの「ケルティッククロス・スプレッド」と呼ばれる10枚展開法の名称
- ジュエリーやタトゥーのデザイン
- 一部のネオナチやナショナリスト系グループによる流用(文脈に注意が必要)
ケルト文化の精神性やアイデンティティを体現するシンボルとして、世界中のアイルランド系コミュニティに広く愛用されています。
使い方・例文
タロット占いでは「ケルト十字スプレッド」という10枚のカードを十字形に並べる展開法がよく使われます。
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