グルデンとは?
ぐるでん
グルデンとは、かつてオランダで使用されていた通貨単位で、2002年のユーロ導入まで長く流通していた銀貨・金貨に由来する伝統的な通貨です。
グルデン(Gulden、オランダ語)は、オランダおよびその歴史的領域で使用されてきた通貨単位です。正式名称はオランダ・グルデン(Nederlandse gulden)で、国際通貨コードはNLGです。2002年1月1日にユーロが導入されるまで、オランダの法定通貨として流通していました。
「グルデン」という名称はドイツ語の「Gulden(金の)」に由来し、もともとは中世ヨーロッパで広く流通した金貨を指す言葉でした。オランダのグルデンは1817年に現代的な形で制度化され、補助単位としてセント(1グルデン=100セント)が設けられました。長い歴史を通じて銀貨・金貨から紙幣・硬貨へと形を変えながら使われ続けました。
グルデンはオランダが経済的に安定した国として知られていたこともあり、信頼性の高い通貨として評価されていました。ユーロへの移行比率は1ユーロ=2.20371グルデンで固定されました。
なお「グルデン」という名称はオランダ以外でも使われており、かつてはオーストリア・ハンガリー帝国でも同名の通貨(フローリン)が流通していました。また、現在もオランダ領アンティル諸島の後継地域などで関連する通貨単位が使われています。
使い方・例文
ヨーロッパの通貨統合の歴史を学ぶ授業や書籍で、ユーロ導入前に各国で使われていた通貨の一例としてグルデンが紹介されます。
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