クーフーリンとは?
くーふーりん
クーフーリンとはアイルランドのケルト神話に登場する半神の英雄で、比類ない戦闘能力と悲劇的な運命で知られます。
クー・フーリン(Cú Chulainn)はアイルランドの古代叙事詩群、特に「アルスター神話サイクル」に登場する最大の英雄です。太陽神ルーの息子とも伝えられ、人並み外れた力と速さを持って生まれました。
幼名はセタンタといい、鍛冶師クランの番犬を素手で倒し、その代わりに自ら番犬の役を務めると申し出たことから「クランの猛犬」を意味するクー・フーリンという名を得ました。
彼の最大の活躍は叙事詩『クアルンゲの牛奪い(タイン・ボー・クアルンゲ)』に描かれています。コノハト女王メーヴに率いられた敵軍に対し、ゲッシュ(呪約)によって動けなくなったアルスターの戦士たちの代わりに、一人で敵軍全体に立ち向かい続けました。
クー・フーリンには「ゲッシュ」と呼ばれる複数の禁忌が課せられており、それらを破ることが次第に死への道を開いていくという悲劇的な構造が物語の核心です。戦闘中に「ルーン・ラストラ(槍投げ)」などの必殺技を使い、若くして命を落とします。
現代においてはゲームや小説など多くの作品に影響を与えており、ケルト神話を代表するキャラクターとして広く知られています。
使い方・例文
「クー・フーリンは一人でアイルランド全軍の侵攻を食い止めた英雄として、ケルト神話の代名詞的な存在です。」
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