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クロスシミュレーションとは?

くろすしみゅれーしょん

クロスシミュレーションとは、3DCGで布・衣服・カーテンなどの布地の動きを物理演算によってリアルに再現する技術のことです。

クロスシミュレーション(Cloth Simulation)は、3DCGアニメーションゲームにおいて、布地(クロス)の動きを物理法則に基づいて計算・再現する技術です。重力・風・キャラクターの動きなどの力をシミュレートし、衣服・カーテン・旗・テーブルクロスなどが自然にたなびく動きを作り出します。

クロスシミュレーションでは、布を多数の質点(マス・スプリングモデル)またはFEM(有限要素法)で近似し、各点間の張力・曲げ剛性・摩擦を考慮して時間ステップごとに位置を更新します。衝突判定も重要で、布がキャラクターや他のオブジェクトにめり込まないようにするための処理が欠かせません。

映画・CMなどの映像制作では、MayaのnCloth・HoudiniのVellum・Marvelous Designerといった専用ツールが使われ、非常に高精度なシミュレーションが可能です。ゲームではリアルタイム処理の制約から、ボーンベースの簡易的な布シミュレーションや、事前計算済みアニメーションとの組み合わせが多く採用されます。

クロスシミュレーションの品質はキャラクターの説得力に直結するため、ファッション系3DCGや映像VFXでは特に重視される技術です。近年は機械学習を活用した高速化も研究されています。

使い方・例文

キャラクターが走るシーンで、クロスシミュレーションを適用したコートやスカートが重力と風になびくように揺れ動き、よりリアルな映像表現が実現します。

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