本文へスキップ

クリースパターンとは?

くりーすぱたーん

クリースパターンとは、折り紙作品を展開したときに現れる折り線の全記録図であり、折り方の設計図として機能するものです。

クリースパターン(Crease Pattern、略称CP)とは、折り紙作品を完全に展開した状態正方形(または他の形状)の紙に、すべての折り筋を線として書き記した図のことです。山折り線と谷折り線を異なる線種(実線・破線など)で区別して表記します。

クリースパターンは単なる結果の記録にとどまらず、折り紙の設計ツールとしても機能します。数学的・幾何学的な手法でCPを先に設計し、そこから折り方を逆算して新作品を生み出す「CPデザイン」という手法が、現代の折り紙アーティストの間で広く用いられています。

クリースパターンを読み解くポイントは以下のとおりです。

  • 山折り線・谷折り線の区別を確認する
  • 頂点に集まる折り線の角度関係(川崎の定理など)を把握する
  • フラップ(紙の先端部分)がどこに対応するか追跡する
  • 対称軸や繰り返し模様から構造を読み取る

CPは折り紙愛好家どうしで設計情報を共有する手段として世界的に普及しており、ロバート・ラング氏が開発したソフトウェア「TreeMaker」や「ReferenceFinder」などを使ったCP設計も一般的になっています。折り紙の研究・教育・芸術の分野でその重要性は年々高まっています。

使い方・例文

折り鶴のクリースパターンを見ると、正方形の紙に対角線と中心線が交差する単純な構造が確認できます。複雑な昆虫折り紙のCPでは、放射状・格子状の細かな折り筋が敷き詰められています。

この用語をシェア

𝕏 でポスト LINE

最終更新:

関連用語