クリソコーラとは?
くりそこーら
クリソコーラとは、銅の二次鉱物として生成される含水ケイ酸銅の鉱物で、鮮やかな青緑色が特徴の宝石・観賞用鉱物として知られています。
クリソコーラ(英語:Chrysocolla)は、含水ケイ酸銅を主成分とする銅の二次鉱物です。化学式はおおむね Cu₂H₂Si₂O₅(OH)₄ あるいは類似組成で表されますが、組成が一定しない非晶質〜準非晶質の鉱物であることが多く、産地や共存する鉱物によって組成が変わります。
最大の特徴は、ターコイズブルーから深い青緑色にかけての鮮やかな色調です。この色は銅イオンに由来しており、銅鉱床(孔雀石・藍銅鉱・輝銅鉱などを産する環境)の酸化帯で二次的に生成されます。主な産出国はアメリカ(アリゾナ州)・チリ・ペルー・コンゴ民主共和国・イスラエル(エイラットストーン)などで、銅の主要産地と重なっています。
クリソコーラに関する主な特徴は以下のとおりです。
- 硬度はモース硬度2〜4程度と比較的低く、脆い性質をもつ
- 単独では柔らかすぎるため、石英や玉髄などと混じった「クリソコーラカルセドニー(ジェムシリカ)」が宝石として高く評価される
- 孔雀石(マラカイト)・ターコイズ・藍銅鉱(アズライト)と共生して産出することが多い
- 名称はギリシャ語の「金(chrysos)」と「膠・接着剤(kolla)」に由来し、古代に金の溶接に使われたとされる
パワーストーンや天然石ビーズの分野でも人気が高く、コミュニケーションや癒しを象徴する石として扱われることがあります。ただし学術的な根拠はなく、あくまで慣習的な意味づけです。
使い方・例文
鉱物標本コレクションや天然石ビーズ・カボション加工の装飾品として登場するほか、銅鉱山跡の地質調査でも銅鉱床の酸化帯を示す指標鉱物として言及されます。
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