クイックトスとは?
くいっくとす
クイックトスとは、バレーボールでセッターが低く速いトスをアタッカーに上げる攻撃技術で、相手ブロックを崩す効果があります。
クイックトスとは、バレーボールにおいてセッター(トスを上げる選手)がアタッカー(スパイクを打つ選手)に対して行う、通常より低くて速いトスのことです。このトスを使った攻撃をクイック攻撃(クイック)と呼び、相手チームのブロックが跳ぶ前にスパイクを打ち込む速攻戦術の中核をなします。
通常の高いトス(Aクイック・Bクイック・Cクイック・Dクイックなど呼び方は複数ある)と比べ、クイックトスはボールが頂点に達する前または直後にアタッカーが踏み込んでジャンプするタイミングで上げられます。アタッカーはセッターがトスを上げる前から助走を始めるため、セッターとアタッカーの呼吸が合わなければ成立しない高難度の技術です。
クイックトスを使う主なメリットは次のとおりです。
- ボールが早く低い軌道を描くため、ブロッカーが反応する時間を奪える
- フェイントやオープン攻撃との組み合わせで相手の守備を揺さぶれる
- ミドルブロッカーが主に担当し、センター付近での攻撃が増えることでサイド攻撃も生きる
日本では「Aクイック(セッター正面付近への速攻)」が代表的なパターンとして知られ、高校・大学・実業団・プロリーグを問わず基本戦術として位置づけられています。
使い方・例文
試合中にセッターとミドルブロッカーが「クイックで崩してからサイドへ展開する」という作戦を取る場面は、クイックトスが攻撃の起点として機能している典型例です。
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