キルタンサス属とは?
きるたんさすぞく
キルタンサス属とは、南アフリカ原産のヒガンバナ科の球根植物で、細い筒状の花を放射状に咲かせる姿が特徴の、冬〜春咲きの愛らしい花です。
キルタンサス属(学名:Cyrtanthus)は、ヒガンバナ科(Amaryllidaceae)に分類される球根植物の属です。南アフリカを中心とするアフリカ大陸南部に約60種が自生しており、乾燥した草原から湿潤な森林縁まで多様な環境に適応した種が存在します。
キルタンサス属の花は、細長い花茎の先端に複数の花が傘状(散形花序)につき、各花は細い筒状〜やや湾曲した管状で花弁先端が6裂します。花色は赤・オレンジ・黄・白・ピンクなど種によって異なります。代表的な種には以下があります。
- キルタンサス・エレガンス(C. elatus、旧:Vallota speciosa):鮮紅色の大きな花が特徴、夏咲き
- キルタンサス・マッケニー(C. mackenii):白〜クリーム色の細い筒状花、冬〜春咲きで園芸流通が多い
- キルタンサス・オブリクウス(C. obliquus):赤・黄・緑の混じった大型種
日本では冬から春にかけて開花するキルタンサス・マッケニーが「キルタンサス」として流通しており、寒い時期に花を咲かせる球根植物として珍重されています。耐寒性はやや弱いため、寒冷地では鉢植えで管理し室内に取り込む栽培が一般的です。球根の植え替えを嫌う性質があるため、数年は植えたままにする方が花付きがよいとされます。
使い方・例文
冬から春にかけて白や淡黄色の細い筒状花を咲かせる鉢植え球根として楽しまれ、花壇への地植えや室内窓辺での栽培に向きます。
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