キャンバー角とは?
きゃんばーかく
キャンバー角とは、タイヤを正面から見たときにタイヤの中心線が垂直方向から傾いている角度のことです。
キャンバー角は、車両のホイールアライメントを構成する重要なパラメータの一つで、前方からタイヤを見たときにタイヤの上部が車体の内側または外側へ傾く角度を指します。
タイヤの上部が外側に傾く場合をポジティブキャンバー、内側に傾く場合をネガティブキャンバーと呼びます。標準的な市販車では、わずかにネガティブまたはほぼゼロに設定されており、直進安定性とタイヤの均一摩耗を両立させています。
キャンバー角が走行に与える影響は以下の通りです。
- ネガティブキャンバーはコーナリング時にタイヤの接地面積を増やし、グリップ力を高める
- 過大なネガティブキャンバーは直進時のタイヤ内側が早く摩耗し、燃費も悪化する
- ポジティブキャンバーは農業機械や一部のトラックで積載荷重による変形を補正するために用いられる
- サスペンションの動きによってキャンバーが変化するため、設計上のトレードオフが生じる
モータースポーツでは大きめのネガティブキャンバー(-2°〜-4°程度)が設定されることも多く、コーナリング性能を最優先にします。一般公道では走行条件や積載量に応じて適切な値に調整することが重要です。アライメント調整はディーラーや専門店で定期的に点検することが推奨されます。
使い方・例文
サーキット走行やスポーツ走行を楽しむドライバーが足回りをチューニングする際、コーナリング性能向上のためにキャンバー角をネガティブ方向に調整することがあります。
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