キャサリン・ジョンソンとは?
きゃさりんじょんそん
キャサリン・ジョンソンはNASAで活躍したアメリカの数学者で、アポロ計画など宇宙飛行の軌道計算に欠かせない功績を残した人物です。
キャサリン・ジョンソン(1918〜2020年)は、アメリカ合衆国の数学者・物理学者です。ウェストバージニア州に生まれ、18歳でウェスト・バージニア州立大学を卒業するほど優れた数学的才能を持っていました。
1953年にNASAの前身である航空諮問委員会(NACA)に入職し、「ヒューマン・コンピューター」と呼ばれる計算担当グループの一員として働き始めました。当時は電子計算機が普及する以前であり、ジョンソンを含む数名の数学者が手計算で軌道計算を担っていました。
彼女の代表的な業績は次の通りです。
- 1961年のアラン・シェパードによるアメリカ初の有人宇宙飛行の弾道計算
- 1962年のジョン・グレン宇宙飛行における軌道計算(グレン自身が電子計算機の計算をジョンソンに再確認させるよう要求したことで有名)
- アポロ11号の月面着陸に関する軌道計算への貢献
長らくその功績はあまり知られていませんでしたが、2016年に映画『ドリーム』(原題:Hidden Figures)で広く紹介され、再評価されました。同年、バラク・オバマ大統領から大統領自由勲章を授与されています。人種差別・性差別が色濃い時代に卓越した能力で道を切り開いた先駆者として高く評価されています。
使い方・例文
「NASAの計算はキャサリン・ジョンソンが確認した」という言葉が示すように、宇宙開発の安全性を数学の力で支えた先人として教育現場でも紹介されます。
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