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キム・ギドクとは?

きむぎどく

キム・ギドクは韓国の映画監督で、暴力・欲望・孤独を過激かつ象徴的な映像で描き、世界的な評価と同時に物議も醸した作家です。

キム・ギドク(김기덕、1960〜2020)は韓国の映画監督脚本家です。正規の映画教育を受けずに独学でシナリオを書き、1996年に監督デビューを果たしました。

彼の作品はセリフを極限まで削り、視覚的な象徴と暴力的な描写によって人間の深層心理を掘り下げるスタイルが特徴です。貧困・性・暴力・救済というテーマを繰り返し扱い、しばしば賛否両論を巻き起こしました。

代表作には以下のものがあります。

  • 『悪い男』(2001年)— 支配と依存の歪んだ関係を描いた問題作
  • 『春夏秋冬そして春』(2003年)— 韓国の湖上の寺院を舞台にした仏教的な生と死の物語
  • 『サマリア』(2004年)— ベルリン国際映画祭銀熊賞(監督賞)受賞
  • 『うつせみ』(2004年)— ヴェネツィア国際映画祭で銀獅子賞受賞
  • 『嘆きのピエタ』(2012年)— ヴェネツィア国際映画祭金獅子賞受賞

晩年は女優からのハラスメント告発を受け、活動の場をヨーロッパに移しました。2020年にラトビアで新型コロナウイルス感染症により死去。功績と問題の両面で韓国映画史に複雑な足跡を残した監督です。

使い方・例文

映画史でヴェネツィアの金獅子賞と銀獅子賞の両方を手にした監督として、キム・ギドクの名が挙がります。

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