ガスタン・ドゥメルグとは?
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ガスタン・ドゥメルグとは、フランス第三共和政の政治家で、大統領(1924〜1931年)および首相を歴任した穏健共和派の重鎮です。
ガストン・ドゥメルグ(Gaston Doumergue、1863〜1937年)は、フランス第三共和政期を代表するプロテスタント系政治家です。南フランスのガール県に生まれ、法律を学んだのち政界に進出しました。温厚で協調的な人柄から「フランス国民のおじさん」とも呼ばれ、幅広い支持を集めました。
ドゥメルグはラジカル党(急進党)に属し、植民地相・外務相・首相など要職を歴任しました。1913〜1914年には首相兼外務大臣を務め、1924年には第13代フランス大統領に選出されました。大統領在任期間(1924〜1931年)は比較的安定した時代であり、ロカルノ条約体制のもとでヨーロッパの国際協調が進んだ時期と重なります。
政治的スタンスとしては中道穏健派であり、激しいイデオロギー対立を嫌う調停者的役割を果たしました。大統領退任後の1934年には、2月6日事件(右翼暴動)後の政治的混乱を収拾するため、再び首相として召喚されました。この際は憲法改正を提唱しましたが、議会の抵抗により実現には至りませんでした。
ドゥメルグの政治家としての評価は、華々しい改革者というよりも、困難な時代に秩序を維持した安定の象徴として位置づけられることが多いです。第三共和政の長い歴史の中で、温和な指導力で国をまとめた存在として記憶されています。
使い方・例文
「フランス史の授業では、ガスタン・ドゥメルグの名は第三共和政の大統領・首相の一人として登場します。」
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