ガストとは?
がすと
ガストとは、風速が短時間に急激に増大する突風のことで、気象観測では一般的に数秒間の最大瞬間風速として記録されます。
ガスト(gust)とは、風速が短時間のうちに急激に増大する突風・瞬間的な強風のことです。日本の気象用語では「突風」や「瞬間風速」に相当し、気象観測においては通常3秒間の平均風速の最大値として計測されます。
ガストは様々な気象状況で発生します。
- 対流性ガスト:積乱雲のアウトフロー(流出境界)に伴う強風で、雷雨の先端部に多く発生
- 山岳性ガスト:山を越えた気流が地表付近で加速することで生じる局地風
- 前線通過時のガスト:寒冷前線の通過に伴い急速に風が強まる現象
- ダウンバースト:積乱雲から生じる激しい下降気流が地表に衝突して広がる、特に強力なガスト
航空気象ではガストは特に重要視されており、離着陸時の急激な風速変化はウインドシアとして航空機の安全運航に影響を与えます。気象観測所では「最大瞬間風速」としてガストを記録し、設計基準風速や建築物の耐風設計にも活用されています。
日本では台風接近時や冬季の西高東低の気圧配置の際に特に強いガストが観測されやすく、交通機関の運休や構造物への被害をもたらすことがあります。
使い方・例文
台風が上陸した際、気象台が「最大瞬間風速45メートルを観測」と発表する場合の風の値がガスト(瞬間的な突風)に該当します。
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