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カール6世 (神聖ローマ皇帝)とは?

かーるろくせい

カール6世とは、18世紀前半の神聖ローマ皇帝で、女性の皇位継承を認める「国事詔書」を発したことで知られるハプスブルク家の君主です。

カール6世(Karl VI、1685〜1740年)は、ハプスブルク家出身の神聖ローマ皇帝(在位1711〜1740年)です。また、オーストリア大公、ボヘミア王、ハンガリー王も兼ねており、ハプスブルク家の広大な領域を統治しました。

カール6世の最大の政治課題は、男子の世継ぎがいない中での領土と権力の維持でした。そのために1713年に「国事詔書(プラグマティッシェ・ザンクツィオン)」を発布し、ハプスブルク家の領土を分割せずに女子へも継承できるよう定めました。これにより娘のマリア・テレジアへの継承が法的に可能となりましたが、カール6世の死後にオーストリア継承戦争が勃発し、その有効性をめぐる争いが生じました。

文化面では、ウィーン宮廷を音楽・建築の中心として整備しました。バロック作曲家アントニオ・カルダーラやヨハン・ヨーゼフ・フックスが宮廷楽長を務め、華やかな宮廷文化が花開いた時代でもあります。

使い方・例文

ヨーロッパ史の授業でハプスブルク家の女系継承問題やマリア・テレジアについて学ぶ際、カール6世の国事詔書が背景として説明されます。

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