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カヤグムとは?

かやぐむ

カヤグムとは、朝鮮半島に伝わる伝統的な弦楽器で、12本(または21本)の弦を持つ箏(こと)の一種です。

カヤグム(가야금、伽倻琴)は、朝鮮半島の伝統音楽(国楽)において最も代表的な弦楽器のひとつで、長い共鳴箱の上に複数の弦を張り、指で弾いて演奏する箏(こと)の仲間です。その起源は、三国時代の加耶(加羅)国にさかのぼるとされており、6世紀頃に作られたという記録が『三国史記』に残っています。

伝統的なカヤグム(正楽カヤグム)は12本の弦を持ち、桐の木で作られた胴体に絹糸(現在はナイロン弦も使用)を張っています。演奏者は床に座り、楽器を膝の上に斜めに置いて、右手の指で弦を弾きながら左手で音高や音色に変化を加える奏法(押し手・揺らし)が特徴です。この表現技法により、豊かな音の揺らぎと深い情感が生み出されます。

現代では以下のような種類も存在します。

  • 正楽カヤグム:宮廷音楽・古典音楽用、12弦
  • 散調カヤグム:民俗音楽・散調(即興的変奏曲形式)用、やや小型の12弦
  • 改良カヤグム:21弦など弦数を増やした現代版、半音階演奏が可能

カヤグムは韓国の国家無形文化財に指定されており、国楽教育や演奏会・現代音楽との融合など、様々な形で継承・発展が図られています。日本の箏(こと)や中国の古筝(こそう)と同系統の楽器ですが、奏法や音色に独自の特徴があります。

使い方・例文

「韓国の伝統芸能の公演でカヤグムの独奏が披露され、指で弦を弾く繊細な音色と独特の揺らぎが会場を魅了した」というように、朝鮮半島の伝統音楽や文化紹介の場面で登場します。

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