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カッコウ科とは?

かっこうか

カッコウ科とは、托卵行動で知られる中型の鳥類分類群で、世界各地の森林や草原に広く分布しています。

カッコウ科(学名:Cuculidae)は、カッコウ目に属する鳥類の科で、世界のほぼ全大陸に分布し、現生種は140種以上が知られています。日本ではカッコウ、ツツドリ、ホトトギスジュウイチなどが繁殖や渡りで見られます。

カッコウ科を語るうえで欠かせないのが「托卵」という繁殖戦略です。托卵とは、自分で巣を作らずに他種の鳥の巣に卵を産み付け、その鳥に育てさせる行動です。カッコウは宿主の卵に似た卵を産む能力を持ち、孵化後のひなは宿主の卵やひなを巣の外へ押し出して独占的に育てられます。ただしカッコウ科の全種が托卵をするわけではなく、地面に巣を作って自力で繁殖する種も多く存在します。

体型はスリムで長い尾を持ち、飛翔姿はタカに似ているためオオタカなどの天敵と混同させて小鳥を驚かせる効果があると考えられています。「カッコウ」という和名は鳴き声そのものに由来しており、昔から季節の訪れを告げる鳥として親しまれてきました。

熱帯・亜熱帯地域には多様なカッコウ科が生息し、ロードランナー(ミチバシリ)も本科に属します。飛翔よりも地上を走ることを好むロードランナーは、カッコウ科の多様な生活様式を示す好例です。

使い方・例文

初夏の山里や林縁で聞こえる「カッコウ、カッコウ」という鳴き声は、カッコウ科のカッコウが繁殖期に発するもので、日本では夏の季語にもなっています。

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