カタルーニャ語とは?
かたるーにゃご
カタルーニャ語とは、スペイン北東部のカタルーニャ地方などで話されるロマンス語派の言語で、スペイン語とは別の独自の公用語です。
カタルーニャ語(Català)は、ラテン語を祖先とするロマンス語派に属する言語で、スペイン北東部のカタルーニャ州・バレンシア州・バレアレス諸島、さらにアンドラ公国やフランスの一部、イタリアのサルデーニャ島アルゲーロ市などで話されています。話者総数はおよそ1000万人前後とされています。
カタルーニャ語はスペイン語(カスティーリャ語)と同じロマンス語ですが、両者は別個の言語であり、相互理解には限界があります。フランス語やイタリア語との類似点も多く、南ガロ・ロマンス語の流れを汲むとも言われます。
言語的な主な特徴は次のとおりです。
- 男性・女性の二性体系(スペイン語と同様)
- 無声摩擦音「l·l(エル・ラ)」などカタルーニャ独自の正書法
- 語末の母音が弱化・消失しやすい音韻的特徴
- スペイン語・フランス語双方と異なる語彙を多く持つ
政治的には、カタルーニャの独立運動と密接に結びついており、言語はアイデンティティの核として強く意識されています。フランコ独裁政権下では公的使用が禁止されましたが、1979年のカタルーニャ自治憲章制定以降は公用語として復権し、現在はカタルーニャ州の教育・行政・メディアで広く使用されています。
使い方・例文
バルセロナを訪れると、市内の看板やメニューがスペイン語のほかにカタルーニャ語でも表記されており、地元の人々がカタルーニャ語で日常会話をしている場面に出会えます。
この用語をシェア
最終更新: