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カスタマーライフタイムバリューとは?

かすたまーらいふたいむばりゅー

一人の顧客取引を通じて企業にもたらす利益の累計を推計した指標で、顧客との長期的な関係の価値を表します。

カスタマーライタイムバリュー(Customer Lifetime Value、CLV またはLTVとは、ある顧客が初回購入から離脱するまでの期間を通じて企業にもたらす利益合計値を指す経営指標です。単発の取引だけでなく顧客との継続的な関係全体を価値として捉える考え方です。

基本的な計算式は「平均購入単価 × 購入頻度 × 継続期間」で表されますが、実際には獲得コスト・サポートコスト・割引率なども考慮した精緻なモデルが使われます。CLVを把握することで、企業はどの程度の費用をかけて顧客を獲得・維持することが経済合理的かを判断できます。

CLVを高める主な施策には以下のものがあります。

  • リピート購入を促すロイヤルティプログラムやサブスクリプションモデルの導入
  • アップセル・クロスセルによる購入単価の向上
  • 解約防止(チャーン対策)のための顧客サポート強化
  • セグメント別のパーソナライズドコミュニケーション

近年はサブスクリプションビジネスやSaaS企業において特に重視される指標です。顧客獲得コスト(CAC)とCLVの比率はビジネスの持続可能性を示す重要なKPIとされており、一般にCLV÷CACが3以上であることが健全とされています。短期的な売上だけでなく長期的な収益性を見るうえで欠かせない視点です。

使い方・例文

サブスクリプション型の動画配信サービスが「月額1,000円×24か月継続」の顧客を獲得するために、初月無料キャンペーンに5,000円の広告費をかけることが合理的かどうかを判断する際に、CLVが活用されます。

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