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カカドゥ・クロウリンジャ族とは?

かかどぅくろうりんじゃぞく

カカドゥ・クロウリンジャ族とは、オーストラリア北部のカカドゥ国立公園地域に古くから暮らすアボリジナルの人々で、この地の伝統的な管理者です。

カカドゥ・クロウリンジャ族(Bininj/Mungguy)は、オーストラリア北部のノーザンテリトリーに広がるカカドゥ国立公園とその周辺地域を伝統的な故地とするアボリジナル諸グループの総称です。「カカドゥ」という地名自体もこの地域の言語に由来するとされています。

この地域には少なくとも5万年以上前から人が居住してきたとされており、カカドゥに残るロック・アートはその長い歴史を証明しています。岩壁画は狩猟場面・儀礼・精霊存在(ミミ霊など)を描いたものが多く、世代から世代へと文化を伝える重要な役割を担ってきました。

カカドゥの人々の伝統的な文化・生活の特徴は以下の通りです。

  • ドリームタイム(夢の時代)に基づく世界観と儀礼体系
  • 季節ごとの移動と狩猟・採集(魚・カンガルー・ヤムイモなど)
  • 精巧なロック・アートの制作と解釈の伝承
  • 複数の言語グループが共存する複雑な社会構造

1978年にカカドゥ国立公園が設立されましたが、現地の人々は土地所有権を認められており、オーストラリア政府との共同管理方式が採用されています。1981年にはユネスコの世界遺産(自然・文化の複合遺産)に登録されており、現代においても伝統的な土地との関係を維持しながら観光・環境管理に関わっています。

使い方・例文

オーストラリアの先住民族権利や文化遺産保護を議論する場面で、カカドゥのアボリジナルの人々は「自然遺産と文化遺産が一体となった共同管理モデル」の代表例として紹介されます。

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