オーバーステアとは?
おーばーすてあ
オーバーステアとは、車がカーブを曲がる際にステアリング操作以上に内側へ向かってしまう、過剰操舵の挙動のことです。
オーバーステア(Oversteer)とは、自動車がコーナリング中にドライバーのステアリング操作量よりも実際の旋回角度が大きくなってしまう現象を指します。つまり、ハンドルを少し切っただけなのに車が内側へ向きすぎてしまう状態です。これはコーナリング中に後輪のグリップ力が前輪より先に失われることで起こります。
オーバーステアが発生すると、車の後部が外側へ流れ出すように横滑りする「テールスライド」や「スピン」と呼ばれる状態に陥りやすくなります。特に後輪駆動(FR)車でアクセルを踏みすぎたときや、コーナー手前でのブレーキが遅れたときに起きやすい挙動です。
対処法としては、ステアリングをスライドの方向と同じ向きに切る「カウンターステア」が基本とされており、適切なタイミングで行うことでスピンを防ぐことができます。ただし、これには熟練した技術が必要です。
オーバーステアはモータースポーツにおいては意図的に活用される場面もあり、ドリフト走行の基本的な技術のひとつです。一方、一般公道では危険な挙動であるため、現代の多くの乗用車には電子制御システム(ESC/VSC)が搭載され、オーバーステアを自動的に抑制する仕組みが備わっています。
使い方・例文
「雨でぬれた路面でコーナーに入ったとき、オーバーステアが出て後部が滑り始めたため、すぐにカウンターステアで対処しました。」のように、車の挙動を説明する場面で使われます。
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