オリジナル糊とは?
おりじなるのり
オリジナル糊とは、切手が発行当時に塗布された最初の糊が損なわれずに残っている状態を指す切手収集の用語です。
オリジナル糊(Original Gum、略称OG)とは、切手収集(フィラテリー)の分野で使われる専門用語で、切手が製造・発行された当初に裏面へ塗布されたデンプン系・合成樹脂系などの糊(接着剤)が、使用・洗浄・再糊付けなどによって損なわれることなく原形のまま保たれている状態を指します。
切手コレクションにおいて、オリジナル糊の有無と状態はその切手の価値と評価を大きく左右する重要な要素です。切手専門の評価基準では糊の状態を以下のように細かく分類することがあります。
- NH(Never Hinged): 糊が完全に未使用で、ヒンジ(貼り付け具)の跡もない最上位の状態
- LH(Lightly Hinged): ヒンジ跡が軽微に残っている状態
- HR(Heavily Hinged)または NG(No Gum): 糊が大きく損なわれているか、全くない状態
時代が古い切手ほどオリジナル糊が残っている例は少なく、良好な状態のものはカタログ価格を大きく上回ることもあります。また、後から糊を再塗布した「再糊付け品」は本物のオリジナル糊に見せかけた偽装として厳しく評価されます。鑑定では糊の光沢・肌触り・色調・均一性などが確認されます。
使い方・例文
切手のオークションや専門店の商品説明で「OG NH」と記されている場合、それはオリジナル糊が完全な状態で残っているNever Hingedの最上級コンディションを意味します。
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