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オブシディアンとは?

おぶしでぃあん

オブシディアンとは、火山活動で生じた溶岩が急速に冷却・固化してできた天然のガラス質岩石で、黒く光沢のある外観が特徴です。

オブシディアン(Obsidian)は、火山から噴出したマグマが急速に冷却されることで結晶化が妨げられ、ガラス状の非晶質(アモルファス)構造のまま固化した天然火山ガラスです。化学組成は流紋岩と類似しており、二酸化ケイ素(SiO₂)を主成分とします。

オブシディアンの最大の特徴は貝殻状断口です。ガラス状であるため、割れると非常に鋭い断面(コンコイダル・フラクチャー)が生じます。この性質を利用して、先史時代の人々は石器・矢じり・かみそりの刃として世界各地でオブシディアンを活用していました。古代メキシコのアステカ文明や地中海沿岸の新石器時代文化でも重要な物資として広く交易されていた記録があります。

外観は一般的に黒色〜黒灰色で強い光沢を持ちますが、以下のような変種も存在します。

  • スノーフレークオブシディアン(白い結晶斑点が入ったもの)
  • マホガニーオブシディアン(赤褐色の縞模様があるもの)
  • レインボーオブシディアン(光の角度によって虹色に輝くもの)

モース硬度は5〜5.5と比較的低く、扱いには注意が必要です。現代でも宝飾品・観賞石・パワーストーンとして人気があります。産地はアメリカ西部、メキシコ、アイスランド、日本(北海道など)など火山活動が盛んな地域に広く分布しています。

使い方・例文

考古学の授業や博物館の展示で「新石器時代の人々がオブシディアンで矢じりを作った」と説明される場面や、パワーストーンとして「黒い天然ガラスの石」として紹介される場面でよく登場します。

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