エールワインとは?
えーるわいん
エールワインとは、ワインに匹敵する高いアルコール度数と豊かな風味を持つイギリス発祥の強アルコールエールビールのスタイルです。
エールワイン(Barleywine / Ale Wine)とは、大麦麦芽を大量に使用して醸造される、アルコール度数が非常に高い強アルコールビールのスタイルです。イギリスで発展したバーレーワイン(Barleywine)がその代表であり、アルコール度数はおおむね8〜13%に達し、ワインに近い複雑な風味と濃厚さを持ちます。
エールワインの特徴として以下の点が挙げられます。
- 濃い琥珀色から茶褐色の外観
- カラメルや干しフルーツを思わせる甘い香り
- ホップによる強い苦みとのバランス
- 熟成によって角が取れていく複雑な味わい
- 長期保存・熟成に耐えうる高い保存性
イギリスでは18〜19世紀頃から強アルコールエールが造られており、ワインの代替として珍重されていた歴史があります。現代ではアメリカのクラフトブルワリーが独自解釈を加えた「アメリカンバーレーワイン」スタイルも普及し、よりホップの苦みを前面に出したものが多く生産されています。
少量をゆっくりと飲む「シッピングビール」として位置づけられることが多く、ウイスキーやブランデーのようにワイングラスや専用グラスで提供されることもあります。熟成瓶入りのヴィンテージ品を集めるコレクターも存在するなど、ビール愛好家の間で特別な存在感を持つスタイルです。
使い方・例文
クラフトビール専門店でボトルビールのラインナップを見ると、エールワインは小瓶でありながら高価格帯に並んでいることが多く、ウイスキーのように少しずつ味わうスタイルとして紹介されます。
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