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エレオノール・ダキテーヌとは?

えれおのーるだきてーぬ

エレオノール・ダキテーヌとは、12世紀フランス王妃とイングランド王妃の両方を務めた、中世ヨーロッパ屈指の影響力を持った女性君主です。

エレオノール・ダキテーヌ(1122頃〜1204年)は、フランス南西部のアキテーヌ(ギュイエンヌ)公国の女公として生まれ、後に二つの王国の王妃となった中世最強の女性政治家の一人です。

アキテーヌはフランス全土の約3分の1を占める広大な領地であり、エレオノールはその唯一の相続人として莫大な権力を引き継ぎました。最初の結婚ではフランス王ルイ7世に嫁ぎ、フランス王妃となりましたが、1152年に婚姻が無効とされると、わずか数週間後に後のイングランド王ヘンリー2世と再婚しました。この再婚によって彼女はイングランド王妃となりました。

エレオノールの生涯の主な出来事は次のとおりです。

  • 十字軍への参加:第2回十字軍にルイ7世とともに同行(1147〜1149年)
  • 宮廷文化の振興:吟遊詩人(トゥルバドゥール)を保護し、南フランスの宮廷文化を広めた
  • 息子たちの反乱支援:ヘンリー2世に対する反乱を支持し、幽閉される(1173〜1189年)
  • リチャード1世・ジョン王の母:のちにイングランド王となる息子たちを育て、摂政として活躍

エレオノールは80歳を超えて存命し、生涯を通じて政治・文化の両面で中世ヨーロッパを動かし続けた傑出した人物です。

使い方・例文

「エレオノール・ダキテーヌはフランス王妃からイングランド王妃へと転じ、二大王国の歴史を左右した」というように、中世ヨーロッパの政治史・女性史を論じる際に引用されます。

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